庭のホテル
開業からわずか半年でミシュランガイド東京版で取り上げられ、その後も
毎年掲載されているなにかと話題のホテルが「庭のホテル」です。
庭のホテルがある水道橋は、大学や出版社が集まるアカデミックなエリアですが、
この地で代々続いてきた旅館が「庭のホテル」の前の姿です。
旅館を経営していたお父様が無くなり、その娘さんが庭のホテルとして
リニューアルオープンしたのでした。
普通のホテルのように非日常をうたうのではなく、
「日常の延長線上にある上質な空間を」
というのが他のラグジュアリーホテルと大きく異なるところ。
地に足の着いた「和のくつろぎ」と最新設備を整えた「先進」の融合で
多くの人を魅了しているホテルです。
イメージ的にはプチホテルのようですが、部屋数は200室越えです。
部屋の作りは若干狭め。33平米あたりの客室が多いです。
しかしフラットな客室の作りのため、部屋は思いのほかゆったりと感じることが
できます。おすすめはキングサイズのベッドのゲストルームです。
障子とキングベッドのコントラストが特別な体験になることでしょう。
オーナーが厳選したというベッドと障子のやわらかい光が
他のホテルでは体験できないくつろぎをゲストに提供しているのか、
週末には一人で部屋にこもる常連客も多いのだそうです。
ホテルの名前の通り庭園が美しく、ひっそりと
緑に隠れるような佇まいが、なんとも魅力的です。
ミシュランでも異例の早さで取り上げられたのは
ある意味こんなに画期的なホテルは他に無いからしょう。
和モダンテイストのホテルは多いですが、
やわらかく小さくまとまったホテルは都内でここだけです。
朝食は窓いっぱいに広がる窓から庭園の緑を眺めながらの
贅沢な空間で、自家製パンや新鮮な野菜などヘルシーなものを
頂くことができます。和朝食も本格的です。ぜひ優雅な朝の時間を
楽しみたいですね。
設備的には今のホテルにまったく引けを取らない最新設備の整ったホテルなので、
フィットネスルームなども完備しています。
大人の隠れ家というのにふさわしい
ホテルです。
普通のホテルに飽きた人、一人で文章を書くなど篭りたい人、
ある意味ここのホテルに泊まったというのは話題性十分なので、
ステイしてみたいという方にはおすすめのホテルです。
一休.com